日本は健康なのか?見ると健康時事オタクになるブログ目指してます。

スポーツ業界や健康に関連する企業や、社会について経験談を踏まえながらブログを書いていきます。

痛みの対処法

体に痛みが出たら湿布を貼ったり、温めたり、冷やしたり、人によって処置の仕方が違うと思います。

今回は体の痛みの処置について書きたいと思います。


⚫️温める、冷やす

当然医師の診断を受けてからの処置となりますが、大きく2つの方法が思い浮かぶと思います。

温めることと冷やすことです。

先ず温める事ですが、慢性期の痛みに有効な場合が多いです。
基本的には筋肉を柔らかくする事で、血行促進を狙っているようです。

冷やす事ですが、急性期の処置に当てはまり、血行を悪くする事で腫れを少なくしたり、痛みを軽減したりします。

⚫️慢性期の見分け方

慢性期とは、急性期を過ぎた状態をいいます。
つまり殆どの痛みは慢性期で、温めると痛みが和らぐ場合が多いです。

しかし、温めるにも多くのやり方があり、適切に行わないと悪化させる事があります。

湿布、電気、ホットパック、超音波、マッサージ、ストレッチなど、多くの方法があります。
ではどれが適切な処置なのでしょうか?

⚫️自分でできる処置

治療の種類は多くありますが、自分で行えるものは限られています。

基本的には湿布とストレッチです。

もっと言うと湿布が殆どで、ストレッチの選択をする方はかなり少ないと思います。

ストレッチを行う方が長い目で見ると、痛みの軽減につながる事が多いです。

医師の診断を受けた上で、ストレッチを取り入れられるようなら取り入れて下さい。

基本的には痛いのを我慢して行うストレッチはオススメできません。

痛くない範囲でできるだけ必要なストレッチをやりましょう。

⚫️必要なストレッチ

慢性期の痛みの根本的な原因は筋肉の硬直がほとんどです。

例えば肩のコリも筋肉の硬直ですが、酷くなると痛くなります。
※筋膜などの意見もありますが、触れません。

では硬くなる原因をいうと、筋肉のバランスが挙げられます。

体を見ないと特定は出来ませんが、多くは手や足の筋肉がバランスを崩します。

特に足は骨盤に繋がっている為、硬くなると影響を受けます。

生活習慣にもよりますが、座る仕事が多い方は腿の後ろ(ハムストリングス)が硬くなり、骨盤が影響を受けることで痛くなります。

その様な方が必要なストレッチはハムストリングスのストレッチです。

やり方は前屈状態をキープする形がイメージとして適当かと思います。


会社で仕事をしていると間違いなく体は悪くなっていきます。

体と生活習慣に合わせたケアを行って下さい。



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2通りある運動の理由

運動を行う理由は2通りあります。
1つは体の目標を持って運動する方
もう1つは体の問題を解決したくて運動をする方です。

前者は筋肉をつけたいや、競技のパフォーマンスを上げたいなどの理由で運動を始めます。

後者は膝の痛みを取りたいや、体重を落としたいという理由で運動を始めます。

今圧倒的に問題解決型が多いと言われています。


⚫️増えた問題解決型

日本の医療はトップクラスで、病院の数も他国に比べて多い水準にあります。

さらに保険制度の加入が義務化されていることで、もしもの時の安心感は強まり、体に異常が出るまで健康への意識が低い方が多いです。
※因みにアメリカは任意の保険制度になってます。

詳しいことは割愛しますが、その為に保険制度が崩壊していると考えられてきています。

そういった経緯をたどってきた方が、お医者さんの勧めで運動へとながれています。

その為に目標よりも問題解決で運動する方が多くなってきています。

⚫️フィットネストレーナー理学療法士

フィットネストレーナーは適切な運動指導を行うことです。
お客さんの要望に応えて運動を教えることから生まれています。

当然問題解決のニーズが多ければトレーナーもその知識をつけ、多くのニーズを指導できるようにします。

最近では理学療法士がつけるような知識をトレーナーが持ち始めている傾向にあります。
※無意識のうちにその指導体系になってきているようです。

⚫️これからの日本の医療

これからの病院は入院ができなくなります。それは政府の医療計画により、慢性期の病床数を減らしていくことを掲げているからです。

それはある意味日本の医療の特徴でもある介護をなくしていくということです。

介護の概念がなくなるということは、良い意味では国民の健康への意識が高まる事にも繋がると感じます。

つまり、病気になると手間をかけて自分で自分の体を直していかなければならなくなるからです。

アメリカのように、健康の自己管理をしていかなければならない時が来るかもしれません。

今回はこの辺で終わります。



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現在の運動指導者の役割

今回は運動指導者について触れていきたいと思います。

運動指導者という言葉は広義で、一般的には体力作りを手伝う指導者と言われています。

体力という言葉も曖昧なのに運動指導者の位置付けを定義するのは難しいと感じます。

ではどの様な運動指導者がいるのかを見てみましょう。

⚫️指導者の種類

アスレチックトレーナー・パーソナルトレーナー・メディカルトレーナー・ストレングストレーナー・コンディショニングトレーナー・フィットネストレーナー健康運動実践指導士・・まだまだありますし、これからも増えていくと思います。

医学界でいうと、理学療法士作業療法士・介護予防運動指導員・介護予防指導士・介護予防運動トレーナー・・・まだまだあります。これからも増えると思います。

改めて見るとかなり多いです。運動従事者でも正しく理解している方は殆どいないと思います。


⚫️これからの運動指導者

体に異常が出たり、過去に大きな疾病に見舞われた人は健康を気遣い、運動にたどりつく方はかなり多いです。

しかし、これまで健康で疾病などに見舞われてない方は、運動という方法にたどり着く方は少ないのではないでしょうか?

技術が進化し、進化するたびに人間の活動レベルは落ちてきました。
これからも落ち続けると思います。

人間の活動レベルが健康と直結しているなら、これからの運動の考え方も変えていかなければならないと感じます。


⚫️異常をきたすまで放置

活動レベルが低い方は、体の機能が衰えていずれ支障を来します。

ではこれからの健康とは予防に重点をおかなければならないと思います。
つまり運動指導者は痛みが出たクライアントを待つのではなく、痛みが出る前に啓蒙をし、予防を促さないといけない立場だと感じます。

日本のフィットネスクラブ参加率は国民の3%です。何十年もこの数字ということは、指導者はクライアントを待つというスタイルが壊せていないからだと思います。

健康であることはどういう事かを国民に啓蒙し、健康の意識レベルを上げることは運動指導者の責務だと思います。

今回はこの辺りで終わります。


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運動を行う理由

運動を行う理由は人によって様々ですが、今回は理由は抜きで人間にとって運動とは何かを書かせて頂きます。

⚫️動くということ

運動というと何かのスポーツやプログラムを思い浮かべてしまいます。

目的があってその目的を達成するためにあるツールだとほとんどの方が考えていると思います。

健康の為、痩せるため、気分転換の為、楽しむ為。

しかし、本来の人間の性質を考えると、生活からかけ離れている動きをする運動にどのような意味があるのでしょうか?


⚫️運動とは人間が作ったもの

運動とは人間が作りだしたもので、体の目的を達成する為にできました。

広義に例えるとエアロビクスは、脂肪燃焼を行う為に出来上がったものです。
筋トレは筋肉を鍛える為です。

ここで言う運動は、脂肪燃焼や筋肉を鍛える為に特化した特別なプログラムの総称です。


⚫️生活で使う筋肉

生活において必要な筋肉に、特別に何かの動きをして鍛えたり、道具を使うなどのトレーニングは必要ありません。

この言い回しはトレーナーに怒られそうなので言い換えると、体が日常動作でしっかり使えていればトレーニングをしなくても筋肉は衰えないという事です。

⚫️体が使えているという事

体の動きは常に、体幹と連動していないと動かせているとは言えません。
※体幹とは手、足、頭を除いた部分。

手や足をいくら動かしても使えている事にはならないのです。
それどころか手足の筋肉が固まると、体幹の筋肉にまで悪影響を及ぼします。

⚫️運動とは

運動とは本来、生きる為に必要な動作だったはずです。

狩猟をしたり、畑を耕したり生活に必要な動作です。

しかし現代社会ではそれは必要なく、体は過去に類を見ないほど体を動かさない生活になってきています。

この背景を受けて考える運動は、体を本来の状態に戻すことが適当かと考えます。

体が本来の動きを取り戻すには、体の中心、体幹を動かせるようにならなければなりません。

体幹が自然と動くようになれば、体の消費は活動レベルと妥当になります。

そうなれば、抱えている悩みの大部分は解消へと繋がるのではないでしょうか?


今回の運動の考え方について当社代表の岸がブログに書いてますので、宜しければご覧ください。


健康市場は儲かる?

健康を害さないように予防するということは大切です。

恐らく治療よりも大切という認識で皆さんも理解していると思います。

しかし、痛くなってから、辛くなってから初めて処置をする方が殆どなのではないかと思います。

健康の予防の1つに運動が挙げられますが、どの世代が多いのでしょうか?

フィットネスクラブ利用者の平均年齢は50代前後で、若い方は殆ど単発利用か、短期会員になりやすい傾向です。

今回は健康市場のお話なので、マーケットについてお話ししますと、

概ね40代後半〜がマーケットとなり、日本の総人数1億2千万人の半分以上を対象としているのでかなり多いです
※約7千万人です。

そんなフィットネス市場規模はというと年間約4000億円となります。

⚫️フィットネスクラブの今後

今後の日本の総人数は減っていくと予想されています。
※因みに去年の調査で約100万人減りました。

この状況はフィットネスクラブにも悪い状況で、高齢層をマーケットにしているだけに、今後の経営が辛くなります。
マーケットの幅を広める必要があると感じます。


次はメンタルヘルス業界を書きます。

2015年は93億円程度になる予想とのことです。
現在急成長している市場で、2020年には147億円になるという予想もあります。

この市場は人口が減っても大きな打撃は受けにくいところになります、

まだ未発達市場でこれから情勢を見て新たにサービスなどが生まれていくということと、企業に勤めている方達が対象なので、人口の増減に左右されにくいという事が考えられます。

今後の国の動きにも大きく左右されますが、恐らくかなり成長していくと予想します。

⚫️健康産業の今後

健康産業はカテゴリーに関係なくまだまだ未成熟市場です。

というのも、カテゴリーの中でもフィットネス市場はある程度成熟してますが、今も昔も変わらずに店舗を多く持っている企業が強いというところは変わらないからです。

健康は人と人同士が向き合って初めて価値を創造できるものなので、その価値を創造できれば大きく伸びると感じます。

インターネット(デジタル)が価値の成熟を迎えた今、人間(アナログ)に価値が戻る時代が必ずくると思います。

今回はこの辺りで終わります。

次回は運動は何の為にやるのかを書きたいと思います。よかったらみてください。


運動とメンタルヘルスの繋がりについて当社代表の岸がブログに書いてますので、宜しければご覧ください。
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病院とフィットネスクラブ

医療と運動は実は補完しあっています。
どちらか一方だけでは健康に辿りつきません。
補完し合うことが日本が健康になる為に必要な事だと思います。


⚫️病院が多すぎる日本

日本は医師不足が顕在化しています。

医師不足というよりも、外来患者が多すぎて足りていないというほうが説明が正しいと思います。

日本の病院の数は約9000です。
※因みにアメリカは5000です。

さらに、日本の医師の数は1千人に対して2人で、世界の平均よりも1人少ない状況です。
※アメリカは3人で平均です。余談ですが中国は1人

日本の医師数は世界に比べても少ないですが、病院の数と比べても足りていない状況です。


そもそも日本の病院は介護という概念もあるようです。

日本は世界でも一人当たりの入院日数が圧倒的に多く、治療後のフォローも手厚いと言われています。

参考リンク

それは日本の良いところで、健康寿命も世界で1番という理由もここにあると思います。

しかし、この方法は医療費・人材共に圧迫する問題で、国は改善を迫られています。

⚫️これからの日本の健康

今までのように医療現場に全てを任せるスタイルは限界を迎えています。

日本の健康はこの先、予防と再発防止に重点を置き始めます。

しかし、予防と再発防止事業の先行きは混迷を極めていて、どうしてもニッチな商品になってしまうのが現状です。

現在は、予防に国が介入してこの市場を成長させようと少しずつ動いてきています。


⚫️予防とは

私は本来の人間の機能を戻すことが予防に当たると思います。

それは、外から何かを加えて健康になるのではなく、自分の体の力で作り上げることが大切だと思います。

無農薬栽培の話がわかりやすいので例えますと、無農薬栽培栽培は肥料や農薬を使わず育てるようです。
※育てるものによって多少違う

植物が本来持っている力を生かした育て方をすることで、強い植物ができると言われています。

肥料を加えて育った物より、与えず育った物の方が、根っこの長さと深さが全く違うそうです。

人間も同じで、免疫力や抵抗力は使わないと衰えていきます。

あえてストレスを加えるということが予防に繋がります。


前途したことと少し矛盾しますが、時と場合によって何が最善かは変わります。
予防について何よりも自分に合ったものを選べるならそれに越したことはありません。

みなさんも先ずは自身の免疫力という点で、自然の力を取り戻す活動をして下さい。


次は予防の市場について書かせて頂きます。



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筋肉には膜がある。

筋膜リリース

最近この言葉を良く聞きます。

筋膜とは、筋肉の表面にある膜のようなもので、(読んで字のごとくですいません)機能は簡単に言うと保護です。

因みに筋肉周りにだけではなく、内臓組織にも筋膜はあります。




⚫️筋膜をリリース(解放)する意味

筋肉を伸ばす際に(ストレッチ)、いきなり伸ばそうとしても筋膜が邪魔をして簡単には伸びません。

それは、筋膜が筋肉にまとわりつくようについているので、硬くなった筋膜を柔らかくしてからで無いと伸びません。

筋膜リリースを行えば、今までいくらストレッチをやっても、体が柔らかくならなかった方には効果的だと思います。
試す価値ありです。



⚫️行い方

伸ばしたい筋肉の周りを、摩(さす)るだけで筋膜リリースとなります。その際、ポール等の道具など使うと効果的です。
※美顔器のコロコロでもできます。

これは、あん摩(マッサージ)の世界では軽擦法といい、筋膜を柔らかくすることで揉み返しがこないようにしてます。
※揉み返しは筋膜や筋肉が傷つくことでおこります。



⚫️筋膜が硬くなると

筋膜が硬くなるまたは、シワになるとコリを感じると言われています。

マッサージやエステで認知されてから、コリを取るための様々な手法が出ています。

ちまたでは筋膜ほぐしや筋膜剥がし等と言われて行われています。

効果の程は受けたことがないのでわかりません・・が、そこまで特殊な技術を必要としないので効果はあると思います。

ただ、これら全てにおいて対処療法の域をでないので、結局すぐに症状が出て悪くなるという繰り返しになります。

筋膜は些細なことですぐ硬くなります。
人によっては1時間同じ姿勢でいただけでコリやシワができます。

もし原因がデスクワークなら、対処のしようがありません。

かといって放置していると骨や関節に負担がかかり以上が出てきます。


⚫️どうやって防ぐことができるのか?

筋膜にシワができるのは姿勢が悪いからです。

具体的にいうと、猫背の人と姿勢の綺麗な人ではコリ方が全然違います。

自分の姿勢の悪い所を把握されている方は多いと思いますが、どの様に意識するかが問題です。

肩コリなら肩を、腰痛なら腰をアプローチ(揉んだり、叩いたり)するのではなく、その土台となる筋肉を正すことが根本的な改善となります。

土台とは掻い摘んでいうと、作用と反作用の考え方で成り立ちます。

人間の体は背骨が後ろに倒れれば、頭が前に出ます。右に曲がれば左に頭が曲がります。

その歪みが長く続くと骨や関節に痛みが出ます。

歪みを取らないことには歪みは年々酷くなります。

放置していくと最終的には骨が壊れ、通院を余儀なくされます。
腰の具体的な例で言うと、ヘルニアや狭窄症です。

そうならないように、日々自分の体を良い状態にしたいですね。

ではこの辺りで今回のブログは終わりにします。

次回は医療とフィットネスについて書かせて頂きます。



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