健康日本21日本の健康法律を考えます
健康日本21ってご存知ですか?
ざっくり説明すると、『健康になるように国民一人一人しっかり自分の健康の為に動いてください。』と言うことです。
※因みに、健康日本21を広く国民に呼びかける為に健康日本21推進全国連絡協議会という機関が存在してます。
※下記関連リンクです
この由々しき問題を国として歯止めをかけたい。そんな思いで作られたものです。
この問題を解決するには国民一人一人が健康にならなければいけません。では、国民の健康の定義とは何か?
それは健康寿命というもので表されてます。
現在日本は、健康寿命が寿命に比べて低すぎると一部で問題視されています。
※健康寿命として数えられる期間は、日常的に介護を必要としないで、自立した生活ができることをいいます。
ではまず平均寿命から、(2013年の数字です)
・女性 86.61歳
※三年連続世界一
・男性 80.21歳
次に健康寿命です。
・女性 74.21歳(寿命と−12.40歳)
・男性 71.19歳(寿命と−9.02歳)
他の国と差を比較してみましょう!
スイス平均寿命(寿命との差)
・女性84.90(-10.90)
・男性80.60(-9.60)
オーストラリア
・女性83(-10)
・男性81(-10)
長寿国ランキング上位のスイス・オーストリアを比較に出してみました。よく記事には『日本は健康寿命世界一』など書かれてます。確かに健康寿命の長さは世界一ですが、寿命との差を見ると日本が健康なのか疑問です。
因みに、厚生労働省の統計「国民医療費」によりますと、65歳以上の国民1人あたりの医療費は年間70万円程度にもなっています。2年の差があるということは、高齢者と呼ばれる65歳以上で女性の人口は1,875万人ですので、
18,750,000✖️700,000=13,125,000,000,000(13兆1250億円)
※健康寿命を2年伸ばせばこれだけ効果が出るということですね。すごいですね。この計算間違ってたら教えてください。
ここからは私の考えですが、一人一人が健康になりたいと思って実行に移すということは今の日本で難しいのではないでしょうか?
その背景には日本の医療という大きな安心感があります。病気になって病院にかかりたくてもかかれないという状況が基本的にないので、危機感が他国に比べて薄いということです。
その数値は日本のフィットネス参加率にも表れています。
日本のフィットネス参加率は長年3パーセント止まりで、上がる気配がありません。
このフィットネス参加率こそ私は大切なのではないかと考えています。
ビジネスマン・ビジネスウーマンは基本的に忙しく、意識の低いものに時間を割かないのは当たり前だと思います。
では運動に従事する時間を与えて、運動に対する意識を上げてあげれば良いと考えます。
その運動する場所はどこかと言うと、人生の大半を過ごしている会社です。具体的に会社の就業時間中に運動を行う時間を作ればいいのではないかと考えてます。
※実際に企業によっては就業時間中に運動を取り入れているところも少なくありません。
私は会社で運動を行えればこの参加率は跳ね上がると考えています。
フィットネス参加率を底上げすることで健康寿命も長くなり日本を健康にできるのではないかと考えてます。
次回は健康経営銘柄を題材にしたいと思います。宜しければ読んでください。
健康について当社代表の岸がブログを書いているのでよろしければごらんください。