全てを握る血流!!脳と健康。
脳も自分の組成されている栄養素を枯渇しないように、基本的に脂肪を多く含む食べ物を摂るように命令します。
さらに、脳のエネルギー源はブドウ糖です。
ブドウ糖を唯一のエネルギーとして脳は働いています。
ですので、糖質が豊富に含まれる食べ物を選ぶように脳は命令を出してます。
これらのエネルギーが不足しないように脳は優先命令を出しますが、現代の日本で基本的にこれらのエネルギーが不足することはありません。
逆に気をつけて取りすぎないようにしないとエネルギー過多になり、肥満や疾患にみまわれたりします。
脳が『食べたい』と思う物が必ずしも健康に良いとは限らないのです。
日本の肥満者の割合は約25%です。
4人に1人が肥満という現代をみて、脳の命令が異常をきたしていると考えても過言ではないと考えます。
参考
なぜなら、脳の原則的な命令様式は昔から変わらず、飢餓状態になっても長い間生き延びれるように、体に脂肪を蓄えていくように命令を送っています。
更に、筋肉はエネルギーを消費する大きな要因なので、使わない筋肉は必要最低限に抑えるように命令しています。
さて、脳の役割がわかった所で今回は脳を健康と合わせてお話をさせて頂きます。
健康とは心身が健やかな状態のことです。
※人によって定義がブレますが汲み取って頂けると幸いです
健康とは、食べたいものや楽したいことがすぐに実現する現代社会では、理性というものが健康に直結します。
つまり、食べたくても我慢や、階段を登りたくなくても健康の為に登る、という感情のコントロールのことです。
脳の健康はどの様にして作るかというと、血流がかなり重要な要素に挙げられます。
因みに、血の役割は基本的に栄養素を運ぶことと、酸素を運ぶことです。
特に酸素は脳に必要不可欠なものです。
なぜなら、15秒間血流が止まるだけで脳の働きは停止し、3〜4分以上続くと脳死がはじまると言われています。
逆に血流を高めると、感情をコントロールする大脳新皮質が働き本能を抑制してくれます。
例えば前途した原則的な脳の命令の、
『脂肪と糖質を摂取しろ!』だったり、
『筋肉をつけずにもっと怠けろ!』という命令を理性をもって抑えてくれるということになります。
そうすることで、エネルギー過多や日常のサイクルのズレは少なくなり健康に繋がります。
では血流を増加させるにはどうしたら良いのでしょうか?
それは硬い筋肉のストレッチと運動です。
これは全身使った運動というわけでなく、血流を阻害している部分の筋肉をストレッチや運動をしてあげるだけで血流は良くなるということです。
例えば、
肩こりの原因で頭痛に悩まされている方がいらっしゃるとします。
では頭痛の原因は?というと、脳への血流不足が一般的です。
肩の筋肉が硬くなることで、脳への血流を阻害し酸素不足による頭痛を引き起こすのです。
こういった場合、肩の筋肉を緩めてあげれば良いということに繋がります。
具体的にいうと、バンザイしてみたり、首を回したりということになります。
この様に体の中でウィークポイントとなる部分をフォーカスして、ストレッチと運動で改善してあげればそれだけで血流は良くなります。
他の部位も基本的に無意識に日常的にやっている動作が基本となります。
是非ともやってみてください。
今回のブログはこの辺りで失礼します。
長々失礼しました。
次回は血流と筋肉を書きたいと思います。
よかったら読んでください。
今回のブログの考え方や運動の行い方を当社代表の岸がブログに書いてますので、よかったらみてください。