運動を行う理由
運動を行う理由は人によって様々ですが、今回は理由は抜きで人間にとって運動とは何かを書かせて頂きます。
⚫️動くということ
運動というと何かのスポーツやプログラムを思い浮かべてしまいます。
目的があってその目的を達成するためにあるツールだとほとんどの方が考えていると思います。
健康の為、痩せるため、気分転換の為、楽しむ為。
しかし、本来の人間の性質を考えると、生活からかけ離れている動きをする運動にどのような意味があるのでしょうか?
⚫️運動とは人間が作ったもの
運動とは人間が作りだしたもので、体の目的を達成する為にできました。
広義に例えるとエアロビクスは、脂肪燃焼を行う為に出来上がったものです。
筋トレは筋肉を鍛える為です。
ここで言う運動は、脂肪燃焼や筋肉を鍛える為に特化した特別なプログラムの総称です。
⚫️生活で使う筋肉
生活において必要な筋肉に、特別に何かの動きをして鍛えたり、道具を使うなどのトレーニングは必要ありません。
この言い回しはトレーナーに怒られそうなので言い換えると、体が日常動作でしっかり使えていればトレーニングをしなくても筋肉は衰えないという事です。
⚫️体が使えているという事
体の動きは常に、体幹と連動していないと動かせているとは言えません。
※体幹とは手、足、頭を除いた部分。
手や足をいくら動かしても使えている事にはならないのです。
それどころか手足の筋肉が固まると、体幹の筋肉にまで悪影響を及ぼします。
⚫️運動とは
運動とは本来、生きる為に必要な動作だったはずです。
狩猟をしたり、畑を耕したり生活に必要な動作です。
しかし現代社会ではそれは必要なく、体は過去に類を見ないほど体を動かさない生活になってきています。
この背景を受けて考える運動は、体を本来の状態に戻すことが適当かと考えます。
体が本来の動きを取り戻すには、体の中心、体幹を動かせるようにならなければなりません。
体幹が自然と動くようになれば、体の消費は活動レベルと妥当になります。
そうなれば、抱えている悩みの大部分は解消へと繋がるのではないでしょうか?
今回の運動の考え方について当社代表の岸がブログに書いてますので、宜しければご覧ください。