2通りある運動の理由
運動を行う理由は2通りあります。
1つは体の目標を持って運動する方
もう1つは体の問題を解決したくて運動をする方です。
前者は筋肉をつけたいや、競技のパフォーマンスを上げたいなどの理由で運動を始めます。
後者は膝の痛みを取りたいや、体重を落としたいという理由で運動を始めます。
今圧倒的に問題解決型が多いと言われています。
⚫️増えた問題解決型
日本の医療はトップクラスで、病院の数も他国に比べて多い水準にあります。
さらに保険制度の加入が義務化されていることで、もしもの時の安心感は強まり、体に異常が出るまで健康への意識が低い方が多いです。
※因みにアメリカは任意の保険制度になってます。
詳しいことは割愛しますが、その為に保険制度が崩壊していると考えられてきています。
そういった経緯をたどってきた方が、お医者さんの勧めで運動へとながれています。
その為に目標よりも問題解決で運動する方が多くなってきています。
フィットネストレーナーは適切な運動指導を行うことです。
お客さんの要望に応えて運動を教えることから生まれています。
当然問題解決のニーズが多ければトレーナーもその知識をつけ、多くのニーズを指導できるようにします。
最近では理学療法士がつけるような知識をトレーナーが持ち始めている傾向にあります。
※無意識のうちにその指導体系になってきているようです。
⚫️これからの日本の医療
これからの病院は入院ができなくなります。それは政府の医療計画により、慢性期の病床数を減らしていくことを掲げているからです。
それはある意味日本の医療の特徴でもある介護をなくしていくということです。
介護の概念がなくなるということは、良い意味では国民の健康への意識が高まる事にも繋がると感じます。
つまり、病気になると手間をかけて自分で自分の体を直していかなければならなくなるからです。
アメリカのように、健康の自己管理をしていかなければならない時が来るかもしれません。
今回はこの辺で終わります。